タイムアタック派のあいだでひとつの基準となっている『筑波1分切り』。おなじくドリフトユーザーにとってひとつの目安となっているのが『筑波ストレート3発』だ。
その名前のとおり、筑波サーキットコース2000のホームストレートを使い、最終コーナー立ち上がりから1コーナー進入までを3回振り返して走り抜けるという上級テクニックで、『番長クラス』と呼ばれるドリフト上級者たちの見せ場のひとつとなっている。
今回はドリフト天国誌の持ち込み企画として、D1審査で使用されるドリフト解析システム『DOSS』を番長クラス常連マシンたちに搭載、その走行を数値化して『真の筑波ストレート3発番長』を決定しようというのだ。
角度、ライン、速度、、、さまざまな要素をもっとも高い次元でバランスさせているのはどのマシンか? 結果を予想しながら見守るのも楽しそうだ。
CHALLENGER
FOOL 岡島哲也
VEROSSA[JZX110]
2JZ換装+T88-33D仕様
Newtype 淡路弘基
RX-7[FD3S]
2JZ換装改3.1L+T51R仕様
Gloss Factory 上島健一
SILVIA[S15]
SR20改2.2L VEヘッド+GTX3582R仕様
PB 永塚尚幸
SILVIA[S15]
SR20DET+TD06-25G仕様
TeamUPGARAGE 田口和也
SILVIA[S15]
TOMEI GENESIS(SR22DET)+TD06-25G仕様
※DOSSとは?
正式名称は『D1オリジナルスコアリングシステム』。GPSと各種センサーによって車速と角度を計測し、ドリフト走行を数値化してくれるというハイテク機器だ。