TOPFUEL S2000[AP1]

■トップフューエル 三重県松阪市中道町500-1 http://www.topfuel.info/

ESPRIT_NSX

■SPECIFICATION
F20C改2.45L(800ps) 鍛造ローコンプピストン/クロモリコンロッド/フルカウンタークランク GTX3582R ドライサンプシステム HKS・GTIIウエストゲート オリジナルステンエキマニ/フルチタン80φマフラー VOLTEXスペシャルボディキット/ドライカーボン製GTウイング/ドア/ボンネット/トランク ホリンジャー6速シーケンシャル エンドレスZEAL別タンク式特注サスペンション/モノブロックキャリパー ADVAN GT/A050 ほか

800psオーバーまで性能を引き上げたF20Cエンジンを搭載し、VOLTEX製スペシャルエアロパーツをまとったハイパワー&ハイダウンフォースの究極タイムアタック仕様。

鈴鹿サーキットで2分00秒995、富士スピードウェイで1分39秒131、岡山国際サーキットで1分27秒887、そしてオートポリスで1分46秒568と、各地のチューニングカーによるコースレコードを次々と更新し、業界を震撼させたのがトップフューエルのS2000RRだ。

トップフュール代表平野さんとドライバーを担当するNOB谷口のコンビが次に狙うのは、もちろん『タイムアタックの聖地』筑波サーキットのコースレコードだろう。はたして、その結末は…!?

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ATTKD GT-R[BNR32]

■オーテック 長野県長野市大豆島5862-1 http://www.attkd.co.jp


gforce■SPECIFICATION

RB26DETT改2.8L(約700ps) HKS2.8Lキット/Vカムシステム/GT2835×2/FコンVプロ ATS・LSD ATS・リヤLSD ATTKD仙脚 аpキャリパー(F) オリジナル4POTキャリパー(R) Ventus TD(F・R:295/30-18) オリジナルエアロパーツ ほか

以前もBNR32でタイムアタック号を製作し、2002年に富士スピードウェイの旧レーシングコースで1分32秒3というチューニングカーレコードを記録、筑波サーキットでも55秒9を叩き出すなど、GT-R最速の称号を手にしたオーテックツカダ。

その後もBNR34デモカーなどでタイムアタックを続けてノウハウを蓄積、数年前からそれらの経験をつぎ込んで再度コツコツと作り上げてきたのがこのBNR32だ。

自動車メーカーの最先端技術が盛り込まれているR35などからヒントを得て、ボディ下面をフルフラット化することで強力なダウンフォースと走行安定性を確保しているのがポイント。

さらに、BNR34から『アテーサE-TSプロ』やABSシステムを流用。新世代の機構を移植することで、よりいっそう優れた駆動特性を持つマシンに仕上げている。

こうして作り上げられたマシンは、2013年10月にスポーツランド菅生でシェイクダウンにこぎつけ、2015年1月に開催されたHKSプレミアムディでは、プロドライバー木下みつひろ選手の渾身のアタックによってみごとGT-R最速となる1分40秒925を記録している。

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GARAGE G FORCE EVOIX[CT9A]

■ガレージGフォース 神奈川県横浜市鶴見区獅子ヶ谷2-39-68 http://www.gf-eng.co.jp


gforce■SPECIFICATION

4G63改2.3L(625ps) 東名2.3L/IN&EX280度カム EFR8374 ハイパーチューン・インマニ FULLRACEエキマニ HKS・FコンVプロ ホリンジャー・シーケンシャル クスコLSD オーリンズ車高調 エンドレスキャリパー&ローター アドバンA050(F・R:295/30-18) VARISワイドボディ VOLTEXウイング ほか

シェイクダウンでいきなり1分44秒台を叩き出し、周囲を驚かせたGフォースエボIX。テスターのターザン山田も「まるでWRカーをドライブしているようなフィーリング。下からパワーがあるので気持ちがいいし、レスポンスも最高」と絶賛。これでもサスやボディはまだまだ手つかずの発展途上状態なのだから、なんとも末恐ろしい可能性を秘めたマシンだといえるだろう。

エンジンは東名2.3LキットにIN・EX280度カムという仕様。ツインスクロールのEFR8374タービンに合わせウエストゲートをツインで装備。制御はHKSのFコンVプロとなる。

バリス製ワイドボディに、前後11J×18というワイドリムのTE37SL、そして295/30サイズのアドバンA050を納めることで、ハイパワーをしっかりと路面へと伝達する。

純正5MTでは強度的に限界のため、ホリンジャー6速シーケンシャルを導入。余分な装備を廃したスパルタンなインテリアは、パワーに合わせてスポット増しや新しいロールバーの製作などを予定中だ。

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ESPRIT NSX[NA1]

■エスプリ 三重県鈴鹿市住吉3-19-1 http://www.esprit.to

ESPRIT_NSX

■SPECIFICATION
C30A改ツインターボ仕様(750ps) エスプリ•オリジナルピストン/コンロッド HKS•GTIIタービン/FコンVプロ ヒューランド6速ミッション トヨタMR-S用油圧パワステ流用 ルートKS•ゼロフォースボディキット エスプリ•GTウイング/ドライカーボンフロントアンダースポイラー/ボンネット/ドア/ディフューザー プロドライブGC-05N ポテンザRE-71R ほか

タイムアタック専用マシンとして、通常のNSXとはまったく異なるアプローチで製作されたエスプリNSX。750psというハイパワーを発揮するツインターボ化されたC30Aは、なんと本来の横置きではなく縦置きにレイアウト変更されている。

NSXのミッションはパワーへの耐性がなく、耐久性の高いヒューランド製シーケンシャルに組み替えるため、というのがその理由だ。

マシンのハンドリングに影響を与えるエンジン搭載位置の決定をはじめ、まさにゼロから1台のクルマを造り上げていくと同様の作業を敢行。それに伴いもちろん足回りから、エアロパーツなどセッティングなども適正化し直された。

その実力は2013年のHKSプレミアムデーで行われたオプションスーパーラップにおいてチャンピオンを獲得。さらに同年、タイムアタック世界一を決定するWTCAのプロクラスに参戦を果たし、堂々の8位という成績を残している。

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